日用品の購入場所（実店舗orネットショップ）をアンケートで調査してみました

こんにちは。日本デジタルリサーチです。
突然の質問になりますが、皆さんは日用品を購入する際、実店舗とネットショップのどちらで買い物をしますか？

インターネットの普及に伴いEC化が進み、ありとあらゆるものをインターネット上で購入できるようになりました。
経済産業省の報告によると、2020年の物販系分野のBtoC-EC市場規模は12兆2,333億円と、前年から２兆円以上の増加を見せているほど、インターネット通販の需要は増えているようです。

そんな現代において、生活に欠かせない日用品は手軽さが魅力的な通販で購入する人が増えているのでしょうか？
それとも、実店舗で購入する方が多いのでしょうか？

今回は、日用品の購入場所についてアンケート調査を行ってみたので、結果を報告させていただきます。

※EC：インターネットを利用して、受発注がコンピュータネットワークシステム上で行われること
※BtoC：企業が商材を一般消費者に提供するビジネスモデル

 

日用品の購入場所（実店舗orネット通販）に関するアンケート調査結果

日用品の購入場所に関するアンケートを、20～60代の男女500名ずつに実施してみました。

 

日用品を購入する場所は、実店舗のほうが圧倒的に多い！

まず、「Q1:日用品を購入する場合、主にどこで購入しますか？」という設問にお答えいただきました。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの実店舗で日用品を購入している人は合計88.2％と過半数を大きく上回り、男女ともに40％を超える結果となりました。
日用品をネットショッピングで購入している人は、合計10.1％（男性4.7％・女性5.3％）と、全体の1割程度でした。

これだけインターネットが普及しておりEC市場が急速に拡大している現在でも、9割弱の人が実店舗で日用品を購入していることがわかりましたね。
男性と女性で比較しても、有意差は特に見られないと判断できるでしょう。

「その他」回答の内訳をみても、おおよその回答が「ドラッグストア」や具体的な実店舗の店名となっており、実店舗利用者はもう少し多いものと判断できますね。

 

スーパー・コンビニなどの実店舗を選ぶ理由は、男女ともに「実物を見たり触ったりしたい」

Q1にて実店舗で日用品を購入しているとお答えいただいた方に、「Q2：スーパー・コンビニなどの実店舗を選ぶ理由は何ですか？」という設問にお答えいただきました。
こちらは、当てはまるものを複数選択していただいています。

こちらもあまり男女の有意差は見られず、男女ともによく似た回答が得られました。

「実店舗で実物を見たり触ったりしたい」と考えている方が男性273名・女性270名と、全体の61.56％の方が選択しており、男女ともに一番投票率の高いものとなっています。
次いで、「買いたいときにすぐ買えるから」と考えている方が男性246名・女性261名と、全体の57.48％の方が選択する回答となりました。

また、その他を選んだ理由としては、ネットショップを利用する際にかかる送料や支払い手数料を考慮する回答が目立つものでした。

あえてネットショップを避けている・嫌煙しているというよりは、直接見て買いたいときに買えるという実店舗ならではの良さから、実店舗で日用品を購入している方が多いのかと想像できる結果ですね。

 

ネットショップを選ぶ理由は、「24時間いつでも買い物ができるから」

Q1にて、ネットショップで日用品を購入しているとお答えいただいた方に、「スーパー・コンビニなどの実店舗を選ぶ理由は何ですか？」という設問にお答えいただきました。
こちらも、当てはまるものを複数選択していただいています。

男女合計で見ると、「実店舗に出向かなくても買えるから」と回答した人が51.49％と一番多く、次いで「24時間いつでも買い物ができるから」と答えた人が50.50％となりました。

実店舗を選ぶ理由は２項目に大きく偏りましたが、ネットショップを選ぶ理由はネットショップならではの利便性や魅力に広く分散しているように見受けられますね。

 

Q4：最も利用するネットショップはamazonと楽天市場

Q1にて、ネットショップで日用品を購入しているとお答えいただいた方に「最も利用するネットショップはどこですか？」という設問にお答えいただきました。
回答には大手日用品販売ショップを羅列しており、当てはまらない場合には自由回答欄にご利用のネットショップをご記載いただいております。

１位は34.65％の人が利用しているamazonとなり、２位は33.66％の人が利用している楽天市場となりました。

1位2位はわずか1票差という僅差に落ち着いています。
もう少しアンケートを取る母集団が多かったら、もう少し詳しい結果がはっきりしたかもしれません。

3番目に利用されているYahooショッピング利用者は１位のamazonや2位の楽天一番の半数を下回っており、まだまだamazonと楽天市場が２強ネットショップサイトだとうかがえますね。

その他を選択した人の答えは、１名を除いて「ヨドバシドットコム」でした。

 

まとめ

日本デジタルリサーチアンケートVol.4は「日用品の購入場所」でした。
皆さんの予想通りの結果となりましたか？

インターネットの普及に伴いまずます便利になっているネットショップですが、現時点ではまだまだ日用品の買い物は実店舗を利用している人が圧倒的に多いようでした。
しかし、ネットショップにはネットショップならではの良さがあり、今後は日用品もネットショップで購入する方が増えていくかもしれませんね。

 

【調査概要】

タイトル	日用品の買い物に関するアンケート
調査方法	インターネット調査
調査日	2021年10月14日 ～ 2021年10月14日
調査対象	全国、男女、20代～60代
調査人数	1000人